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【完売御礼】10/25(金)~佐久平店限定量り売り「黒松仙醸 特別純米 超辛口 ケグ」2024.10.24

今月ケグは高遠の仙醸。

「ケグ」とは?
オランダ製の特殊容器「キーケグ」に搾りたてのお酒を詰めたもの。
搾りたてならではのフレッシュさを長期間維持することが出来る画期的な商品です。

初登場!上伊那産山恵錦で醸したお酒を3年熟成させた超辛口タイプ。
ケグのフレッシュさは残しつつも、熟成による芳醇な香りとコク深さ、爽快なキレの良さもお楽しみいただけます。
スズキやタイなどの白身魚、冷奴、蓮根の天ぷらなどを合わせるのがお勧めです!

◆黒松仙醸 特別純米 超辛口 (仙醸・伊那市) [要冷蔵]

ご好評につき完売いたしました!
 500ml   1,430円(税抜 1,300円)
通いビン 550円(税抜 500円)
 売り切りビン 165円(税抜 150円)

※業務上の都合、「佐久平店の店頭販売限定」とさせていただきます。
 小海本店での店頭販売、両店舗からの通販による発送注文は承りません。
※ビン代別途。
※要冷蔵の上、ビン詰めから一週間以内にお飲みきり下さい。
※売り切れの際はご容赦ください。

それでは、佐久平店にてご来店をお待ちいたしております。

9/26 YOMOYAMA NAGANOレポート!vol.22024.10.12

2024年9月26日(木)お休みをいただいて信州の日本酒が一堂に会する「YOMOYAMA NAGANO」に参加して参りました。
美味しかったお酒や会場の様子、改めて感じたことなどをおすすめを交えつつレポートいたします。
今回はvol.2 少し長くなりますが是非お読みくださいね!

◆十六代九郎右衛門 山廃純米 秋あがり(木祖村・湯川酒造店)

IWC2023のチャンピオン蔵。
湯川酒造店の酒造りでは木祖村というこの土地ならではの自然条件や歴史文化、こうした気候風土全てが関わって今がある。
木祖村の立地を最大限に活かして、お米の旨味たっぷりのふくよかな味わいとピュアで軽快な余韻を感じられる日本酒を「社員全員で酒造り」をモットーに日々丁寧に酒造りをしている。
メリハリある旨味、雑味の少ない滑らかな質感。バランス良の秋あがり。
720ml 1,738円(1,580円+税) 
1800ml 3,278円(2,980円+税)

◆高天 ひやおろし 純米辛口 金紋59(岡谷市・高天酒造)

実際に杜氏の美絵さんに蔵の特徴を伺うと、(すべらっこい酒)辛口で飲み飽きないお酒だとか。
実際に試飲をすると確かに飲み飽きない。旨みのある辛口酒。
木島平産金紋錦で醸したキレのある純米辛口。小仕込みの数量限定品。
720ml 1,925円(1,750円+税) 

~所感と学び~

1年ぶりのYOMOYAMA NAGANOで少し緊張気味の参加ではありましたが、当日は早く目が覚め、早くイベントに参加してお酒の知識や勉強をしたいという思いが強くなっていました。
会場に着いて、もうすでに参加の皆さんが長蛇の列をなして、何百とあるお酒の中から自分自身のお気に入りや気になるお酒を見つけるぞ!と開場を待ちわびている方々の雰囲気が感じられました。
人の多さや会場の雰囲気にのまれてしまい、もう少し積極的に酒蔵さんにお話や会話をできればよかったと反省。来年の課題。
ですが前回、回れなかった蔵に回れて、お酒の試飲やお話が聞くこともできました。
まだまだじっくりとお酒のことやお話を聞きたい酒蔵さんがあるので次は多くの酒蔵さんを回るのも大事ですが、数を絞って、じっくりお話などを聞きたいと思いました。
今自分自身は配達、倉庫管理がメインですが、お酒の知識もまだ未熟なので、できる限り参加し知識を身につけていければと思います。
(酒舗清水屋小海本店:月内)
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二回目の参加になります。
言わば、日本酒のテーマパーク。開場前から大勢の方々が並んでおりました。
一体、あの場所にどれだけの人がいたでしょうか!?
イベント参加前、清水屋チームで各班に分かれ、お話を伺いたい蔵をスタッフの間で相談しました。
昨年のYOMOYAMA参加の時は聞きたい事も聞けず、話したい事も上手く伝えられず・・・。今年こそはと事前にお伺いしたいテーマを書きましたがこれだけ大勢の参加者さまがいらっしゃるとやはり聞けなかったです。
(酒舗清水屋小海本店:阿部)

YOMOYAMA NAGANOレポート!vol.1はこちら!

9/26 YOMOYAMA NAGANOレポート!2024.10.05

2024年9月26日(木)お休みをいただいて信州の日本酒が一堂に会する「YOMOYAMA NAGANO」に参加して参りました。
美味しかったお酒や会場の様子、改めて感じたことなどをおすすめを交えつつレポートいたします。
少し長くなりますが是非お読みくださいね!

◆六文銭 生酛造り(上田市・山三酒造)

昨年の同イベントでは賑わい過ぎて近づけなかった山三のブース。
最近発売された「六文銭(ろくもんせん)」は山三シリーズとは異なった酒質。
前職は京都で酒造りをしていた栗原杜氏になぜ生酛を造ったのか聞くと、
「以前も京都で造っていて、米の味わいが強いものをつくりたかった」と。
確かに酸が特徴的でしっかりと飲みごたえがある酒でラベルのイメージともピッタリ。
今後は繊細で華やかな山三と六文銭の2本立てで行くそうです。
今後も山三酒造から目が離せません!
六文銭は1タンクのみの造り!(720mlで2000本くらい)
720ml 1,760円(1,600円+税) 
1800ml 3,520円(3,200円+税)

◆信濃錦 超玄 M91(伊那市・宮島酒店)

”農家さんとのきずなが強い”
伊那の酒蔵さんは地元の米を大事にしていると感じていますが、
特に宮島酒店さんは農家さんとのキャッチボールが商品に活きているのが素晴らしい。
冬場は蔵人としてかかわる農家さんが米を削る事に対して
「こんだけ田んぼに入って、こんだけ汗をかいているのに、どうしてそんなもったいない事ができるんだ!」
と叱られた過去がありそこから生まれたのが「超玄(ちょうげん)」や「九ノ一(くのいち)」
などの超低精米の酒たち。個人的に燗にして美味しい酒No,1は超玄。
夏場は蔵から草取りのお手伝いに行くそうです。無農薬、低農薬は雑草との戦い、手取りが一番だそう。
720ml 1,570円(1,427円+税) 
1800ml 3,141円(2,855円+税)

◆浅間嶽 純米吟醸原酒 秋あがり(小諸市・大塚酒造)

浅間山の土俵から長い年月をかけて濾過された伏流水(硬水)で醸している事が特色。
小諸市で唯一の酒蔵であり、小諸でしか醸せない酒。浅間嶽は四季で表情を変える浅間山を表してる。
浅間嶽を手に取り、飲んで「今まで知らなかったけど新しいお酒に出会えた」と感じてほしい。
今まで数多くの浅間嶽銘柄を手に取り、これまで飲み方の提案やペアリングなど勧めてきたが、
「小諸でしか造れないお酒」と杜氏自らの言葉に強い想いを感じた。
細部まで意識していなかった事に気付かされ、近いようでまだまだ遠い存在だと認識させられた。
秋酒は濃醇でまろやかで厚みのある味。常温~ぬる燗もおすすめ。
720ml 1,980円(1,800円+税) 
1800ml 3,740円(3,400円+税)

~所感と学び~

いったいあの会場内には何人の人がいたのでしょうか。
そこには「手を惜しまずに醸した酒を飲んでくれ!」という熱い思いの蔵人と、
「旨い酒を見つけるぞ!」と大きな期待を胸に集まった人々の心のハグがあちらこちらで有ったように思います。
限られた時間の中で、お蔵さんから貴重な話が聞けました。
その中でいくつかの蔵で聞いた「新しい米」の話題が興味深かったです。
「山田錦を越える米」を造るプロジェクトがあるそうで、具体的には信交557(夢見錦)と信交555(やまみずき)。
すでに試験醸造で造られた酒の販売が始まっています。
プロジェクトの目的は「良い酒米を造る、農家さんが潤う」 by大信州酒造
契約栽培米を材料とする酒蔵が多い現在、「しっかりと農家さんが潤う事」を目的に掲げるその思いに、
なんだか心が温まりました。
(酒舗清水屋佐久平店:田村)
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造り手に共通しているのが「感謝」だと気付く。
食中酒とは何か?大信州が香月を造る理由は何か?
など、質問させて頂いてる中で自身に対して課題を出されたような感覚になった。
また大塚酒造の大塚白実さんとは”酒販店”としては初めての会話になり、
お酒を買っていただいて言う「ありがとう」は御礼で、
「紹介してもらったお酒美味しかったよ」「また飲みたくて買いにきたよ」に対しての「ありがとう」は感謝
という言葉に、自身がなぜ酒屋で働いているのか?と初心に戻れた。
酒は造れないが、蔵元と密になれ、貴重な話も直に聞ける。
蔵の顔を借りてお酒を売らせて頂いてる事、蔵との信頼関係の大切さを再度認識できた。
今後も知識を身に着け、蔵元の想いも含めお酒の提案ができるようスキルアップしたい。
数多くの銘柄を扱う酒販店としての責任感を持ち
次回参加時には質問の答えに対してさらに質問できるよう幅広い自身の引き出しを構築したい。
今回は貴重な経験をさせていただきありがとうございました。
(酒舗清水屋佐久平店:翠川)