9/26 YOMOYAMA NAGANOレポート!2024.10.05
2024年9月26日(木)お休みをいただいて信州の日本酒が一堂に会する「YOMOYAMA NAGANO」に参加して参りました。
美味しかったお酒や会場の様子、改めて感じたことなどをおすすめを交えつつレポートいたします。
少し長くなりますが是非お読みくださいね!
◆六文銭 生酛造り(上田市・山三酒造)
昨年の同イベントでは賑わい過ぎて近づけなかった山三のブース。
最近発売された「六文銭(ろくもんせん)」は山三シリーズとは異なった酒質。
前職は京都で酒造りをしていた栗原杜氏になぜ生酛を造ったのか聞くと、
「以前も京都で造っていて、米の味わいが強いものをつくりたかった」と。
確かに酸が特徴的でしっかりと飲みごたえがある酒でラベルのイメージともピッタリ。
今後は繊細で華やかな山三と六文銭の2本立てで行くそうです。
今後も山三酒造から目が離せません!
六文銭は1タンクのみの造り!(720mlで2000本くらい)
720ml 1,760円(1,600円+税)
1800ml 3,520円(3,200円+税)
◆信濃錦 超玄 M91(伊那市・宮島酒店)
”農家さんとのきずなが強い”
伊那の酒蔵さんは地元の米を大事にしていると感じていますが、
特に宮島酒店さんは農家さんとのキャッチボールが商品に活きているのが素晴らしい。
冬場は蔵人としてかかわる農家さんが米を削る事に対して
「こんだけ田んぼに入って、こんだけ汗をかいているのに、どうしてそんなもったいない事ができるんだ!」
と叱られた過去がありそこから生まれたのが「超玄(ちょうげん)」や「九ノ一(くのいち)」
などの超低精米の酒たち。個人的に燗にして美味しい酒No,1は超玄。
夏場は蔵から草取りのお手伝いに行くそうです。無農薬、低農薬は雑草との戦い、手取りが一番だそう。
720ml 1,570円(1,427円+税)
1800ml 3,141円(2,855円+税)
◆浅間嶽 純米吟醸原酒 秋あがり(小諸市・大塚酒造)
浅間山の土俵から長い年月をかけて濾過された伏流水(硬水)で醸している事が特色。
小諸市で唯一の酒蔵であり、小諸でしか醸せない酒。浅間嶽は四季で表情を変える浅間山を表してる。
浅間嶽を手に取り、飲んで「今まで知らなかったけど新しいお酒に出会えた」と感じてほしい。
今まで数多くの浅間嶽銘柄を手に取り、これまで飲み方の提案やペアリングなど勧めてきたが、
「小諸でしか造れないお酒」と杜氏自らの言葉に強い想いを感じた。
細部まで意識していなかった事に気付かされ、近いようでまだまだ遠い存在だと認識させられた。
秋酒は濃醇でまろやかで厚みのある味。常温~ぬる燗もおすすめ。
720ml 1,980円(1,800円+税)
1800ml 3,740円(3,400円+税)
~所感と学び~
いったいあの会場内には何人の人がいたのでしょうか。
そこには「手を惜しまずに醸した酒を飲んでくれ!」という熱い思いの蔵人と、
「旨い酒を見つけるぞ!」と大きな期待を胸に集まった人々の心のハグがあちらこちらで有ったように思います。
限られた時間の中で、お蔵さんから貴重な話が聞けました。
その中でいくつかの蔵で聞いた「新しい米」の話題が興味深かったです。
「山田錦を越える米」を造るプロジェクトがあるそうで、具体的には信交557(夢見錦)と信交555(やまみずき)。
すでに試験醸造で造られた酒の販売が始まっています。
プロジェクトの目的は「良い酒米を造る、農家さんが潤う」 by大信州酒造
契約栽培米を材料とする酒蔵が多い現在、「しっかりと農家さんが潤う事」を目的に掲げるその思いに、
なんだか心が温まりました。
(酒舗清水屋佐久平店:田村)
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造り手に共通しているのが「感謝」だと気付く。
食中酒とは何か?大信州が香月を造る理由は何か?
など、質問させて頂いてる中で自身に対して課題を出されたような感覚になった。
また大塚酒造の大塚白実さんとは”酒販店”としては初めての会話になり、
お酒を買っていただいて言う「ありがとう」は御礼で、
「紹介してもらったお酒美味しかったよ」「また飲みたくて買いにきたよ」に対しての「ありがとう」は感謝
という言葉に、自身がなぜ酒屋で働いているのか?と初心に戻れた。
酒は造れないが、蔵元と密になれ、貴重な話も直に聞ける。
蔵の顔を借りてお酒を売らせて頂いてる事、蔵との信頼関係の大切さを再度認識できた。
今後も知識を身に着け、蔵元の想いも含めお酒の提案ができるようスキルアップしたい。
数多くの銘柄を扱う酒販店としての責任感を持ち
次回参加時には質問の答えに対してさらに質問できるよう幅広い自身の引き出しを構築したい。
今回は貴重な経験をさせていただきありがとうございました。
(酒舗清水屋佐久平店:翠川)
ひやおろし試飲会の結果と御礼2024.10.01
9月29日・30日、佐久平店で「ひやおろし試飲会」を開催しました。多数のご参加誠にありがとうございました。
2日間で87名ほどの方にご参加いただきました!
今回も参加者による人気投票を行いましたが、全部で27種かつお燗もございましたので絞ることに難儀されたお客様も多いはず。
それでは簡単に結果発表していきます!
※価格表記は全て税込
↓ ↓ ↓
☆冷や部門
[第一位]
◆御湖鶴 純米吟醸 山田錦 秋上がり
720ml 2,640円
※1800ml完売
[第二位]
◆亀の海 純米吟醸生もと モダナイズ テロワールキヨカワ
720ml 1,980円 1800ml 3,960円
[第三位]
◆大信州 稲の花(いねのはな)
720ml 1,980円 1800ml 3,740円
☆お燗部門
[第一位]
◆御園竹 蔵内生熟成 生酛純米原酒
720ml 1,540円 1800ml 2,992円
[第二位]
◆亀の海 純米吟醸生もと モダナイズ テロワールキヨカワ
720ml 1,980円 1800ml 3,960円
[第三位]
◆つきよしの 月見に一杯
720ml 1,760円 1800ml 3,300円
★冷や+お燗総合
[第一位]
◆御湖鶴 純米吟醸 山田錦 秋上がり
720ml 2,640円
※1800ml完売
[第二位]
◆亀の海 純米吟醸生もと モダナイズ テロワールキヨカワ
720ml 1,980円 1800ml 3,960円
[第三位]
◆御園竹 蔵内生熟成 生酛純米原酒
720ml 1,540円 1800ml 2,992円
[第四位]
◆居谷里 生酛 純米原酒
720ml 1,815円 1800ml 3,410円
[同率第五位]
◆大信州 稲の花(いねのはな)
720ml 1,980円 1800ml 3,740円
◆水尾 特別純米金紋錦 ひやおろし
720ml 1,980円 1800ml 3,960円
全て早期完売が予想されます。お早めにどうぞ!
年末の風物詩!真澄純米吟醸あらばしり樽酒 10/31(木)〆切2024.10.01
毎年大好評!年末の風物詩「真澄純米吟醸あらばしり樽酒」。
まだまだ秋のお酒が全盛ですが、今年も早いもので樽酒のご案内をさせていただく時期となりました。
樽酒は皆様にご愛顧いただき、毎年予定数量を上回る人気となっています。
真澄の樽酒といえば、酒の芳醇な香味と樽香が上手く調和した、クセになる美味しさ。
昨年の蔵元仕込みの樽酒も大好評で、わたくしも今年の出来が楽しみなのであります。
予約が忙しい日程になって申し訳ございません…!
年末の風物詩、「真澄純米吟醸あらばしり」。
ご注文お待ちしております。
◆真澄 純米吟醸 生原酒 あらばしり樽酒 [要冷蔵]
樽ではなく瓶でのお渡しです。
720ml 税込 1,980円(税抜 1,800円)
1800ml 税込 3,300円(税抜 3,000円)
申し込み〆切:10/31(木)まで
受取期間:2024年12月5日(木)~2024年12月20日(金)
発送:2024年12月5日(木)より順次
お申込み必須事項
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それでは皆様のご予約お待ちしております。
★申し込み〆切:10/31(木)まで