
信州の酒蔵が丁寧に醸した作品を、最高のコンディションでお客様の口に届ける。
最高のコンディションとは、酒の質は勿論のこと、その流通管理にも細心の注意を払うということ。
地酒達は、「今が飲み頃!」と我々酒販店に訴えかけてくる。
その「声」を聞き取り、タイミングを見極めるのも我々の仕事。
そんな地酒を、予約いただいた方だけに毎月定額(サブスク)で届けている企画がある。
だ。
当初は個店の企画だったが、2010年、志を共にする店との共同企画になった。
そこから頒布会の内容も少し変わる。
予約した方のためだけの地酒に『スペシャル』というVIP感を加え、進化を続けている。
スペシャルとは、企画に賛同いただいた蔵元にひと手間かけて戴くことで、頒布会用に
完全差別化をお願いし、その内容は手元に届くまで秘密という、なんとも「くすぐる企画」。
それが『信州秘密の酒 頒布会』だ。
更にここに志を共にする店が加わり、客観的には「競合店」と思われる同業者同志が、
共通の利益(信州地酒の啓発・普及)追求のため新たに動き出した。
その三店とは、地酒屋宮島(上田市)・酒乃生坂屋(千曲市)・酒舗清水屋(小海町・佐久市)<順不同>。
※チーム名=熱く醸すから「醸熱(ジョウネツ、カモネツ)」と銘々w
「商品というモノを売ることと同時に、そこにまとわりつくストーリー(コト)を
売る作業をしながら伝え続ける。もっと言えば、こういった仕掛けを繰り返しながら
信州の酒蔵と、共に成長していくことがビジョンのひとつでもある。」
ちょっとカッコよかったか。。。
作品の評価が高く、毎年お願いをしている蔵元もある。
そんな中、我々三店で頒布会とは違う企画が生まれた。
頒布会が認知されてきたからこそ始められる、更なる上を行く企画。
「頒布会」でのファン投票総合第一位の酒蔵に、(勿論了承は得ますが)
新たなステージを与えるというもの。
そんな三店の共通のビジョンが導き出した新たな企画とは?
信州地酒頒布会の投票で1位になった蔵元の造ってみたい酒をベースに、
造る側と売る側と徹底的に熱く議論を重ね、
それをタンク一本を熱く仕込んでもらう、というものだ。
我々はそのタンク一本ごと買い取る。
少し大きな企業であれば、た易いことかも知れない。
オリジナル商品としての「モノ」が売れることになるが、そこに蔵元と共に歩む熱いストーリーはない。
我々は徹底的にストーリーブランディング「コト」を共有することに情熱と時間を注ぐ。
そのタンクの「飲み頃」を想定し、時期に応じて幾つかの作品を世に送り出し、
お客様に、ひたすらトキメイテもらい、よろこんで熱くなっていただく。
そのタンクを醸してくれる酒蔵が益々注目されるよう共に成長を目指す。
「攻めの信州地酒!」 それが、「信州醸熱タンクシリーズ」だ。
10/6(金)、醸熱タンクが発売します。
詳細は当日朝ブログにて発表いたします。
大好評のケグ!
今回は「大信州」が9/29(金)より発売。
以下、商品紹介になります。
重要事項もございますので最後までお付き合いください。
「ケグ」とは?
オランダ製の特殊容器「キーケグ」に、しぼりたてのお酒をつめたもの。
しぼりたてのお酒がもつ細かな炭酸ガス、フレッシュさを長期間維持することが可能になっています。
今回のお酒は、しぼったままの大信州らしい華やかでフレッシュな香り、辛口でさわやかな洗練された味わい。
お食事と相性抜群です。
ぜひ佐久平店にてお求めください!
500ml 1,540円(税抜 1,400円)
通いビン 550円(税抜 500円)
売り切りビン 165円(税抜 150円)
ご好評につき完売いたしました!
※「佐久平店の店頭販売限定」とさせていただきます。
小海本店での店頭販売、両店舗からの通販による発送注文は承りません。
※ビン代別途。
※要冷蔵の上、ビン詰めから一週間以内にお飲みきり下さい。
※売り切れの際はご容赦ください。
それでは、佐久平店にてご来店をお待ちいたしております。
9/13(水)に世田谷区・朝日屋酒店様主催の「サケカレッジ」が東京農大にて、4年ぶりに開催されました!
もちろん当店もアキヒコ・萌子の若夫婦チームで参加をしてきました。
※サケカレッジとは・・・
日本酒の成分分析値をテーマに酒業界関係者100名以上が審査員として参加し行われる市販酒の品評会、勉強会のこと。
午前中は朝からブラインドテイスティングを80本以上、それぞれに点数をつけていく審査の作業からスタート。
その点数を元に金賞酒、入賞酒が決定されます。
テイスティング後は東京農大で学食をいただき、午後からの講義に向けて腹ごなしの為に学内を散歩しました(笑)
午後の講義では東京農大の教授による日本酒成分分析の講義をお聞きし、
審査の結果発表です。
当店でお取り扱いの3品が見事入賞いたしましたので簡単ではありますがご紹介いたします!
2017年新発売。長野県独自の稀少米「金紋錦」を使用。心地よい甘みと軽快な酸、豊かな味わい。
★「Kura Master 2021」純米大吟醸部門 金賞 受賞
720ml 税込 2,640円
1800ml 税込 5,060円
昔のぽっちゃりした雰囲気を敢えて残したほっとする味わい。冷酒~燗まで、普段の食事と一緒にお楽しみください。
720ml 税込 1,584円
1800ml 税込 2,992円
愛山の力強い味わいと果実の香り。インパクトあり。
720ml 税込 1,935円
1800ml 税込 3,870円
ちなみにわたくし、ブラインドテイスティングをしながら気に入ったものをチェックしていたのですが、
最後に答えを見たところなんと「黒澤」と「亀の海」でした(笑)
佐久の地酒のポテンシャルの高さ改めて感じるのと同時に、
水が合うのか米が合うのか・・・「やはりわたしは長野生まれ長野育ちなんだな」と思い知りました・・・
また、講義内容の中で東京農大・数岡教授はリンゴ酸高生成酵母「長野R酵母」に非常にご興味をお持ちのようでした。
もしかしたらいつか全国的なスター酵母になれるかも・・・!
当店にも長野Rを使った日本酒がございますので是非探してみてください!