


いつもお世話になっております。店主・小山です。
今回ご紹介する新規お取引蔵元様は信州上田にて明治29年(1896年)創業の若林醸造様。
1月の酒造り真最中の忙しい中でしたが、お蔵の訪問を快諾して下さいました。
通りから中に入り、『えっ、でもここ住宅街だよ?』ドキドキしながら細い道を突っ切って行くと、
こぢんまり、だけど整然とした酒蔵の敷地に到着し、杜氏の若林真実(わかばやしまみ)さんが出迎えて下さいました。
真実さんに呼ばれて専務でありご主人の誠さんも合流です。
母屋に案内していただきお話を伺うことに。
古き良き母屋です。広やかな空間、天井は高いのに低めの欄間が生きており、家屋の歴史を感じます。
寒くて家の中に避難中のご家族の愛犬ちゃんに挨拶をしてから、庭に面した明るいゲストルームに落ち着きました。
酒造りの骨格や背景、これからの展望、経営のこと、ご家族のこと。
お互いのぶっちゃけトークも交えていろいろなお話を伺いました。みんなでずっと笑って話していたような気がします。


酒蔵も見学させていただきました。到着した時の感想と同じです。
こじんまりだけどなんと整然としていることか!
『一つしぼり終わるたびに槽洗っちゃうんですよねー』何気なくお話しされていたけれど、
これは大変手間のかかる事です。あのキレイな酒質の秘密のひとつかもしれません。
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さて、杜氏の若林真実さんとの出会いは、今から5年ほど前。
3造り目を終えたその年の夏、佐久平店にお見えになった時でした。
ご自身が蔵に戻るまでの事、
当時の状況など、誠実にそして笑顔でお話頂いた事を覚えています。
しかし当時の世の中はコロナ禍の影が忍び寄っており、新たなお蔵元との取引は控えていたため、そのまま縁遠くなってしまっておりました。
『信州秘密の酒頒布会』に出品参加頂いた事を機に再びやりとりが始まり、
2023年秋の『YOMOYAMA NAGANO』(旧:酒メッセ)にて再会。
あの満面の笑顔に吸い込まれて若林醸造のブースに行っちゃったよね。
そしてお酒の確認。
「!うん、めっちゃいいね。」
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そうそう、5年前佐久平店で話をしたときに彼女が確かこんなような事言ってたのよ。。
「ウチはよそみたいに伝統も名声もある大きな地酒蔵じゃない。
今でも酒造りに並行してジュース加工をやっている。
だけど酒造りもジュース造りも正直に本気でやっている。」
真っ直ぐなんだよね。
そしてダーリンの誠専務。
酒とは異なる業界でモノ造りの仕事をしていたそうですが、信州銘醸にて酒造りの修行中の真実さんをずっと見ていて、
大変さを熟知してくれていました。
真実さんが実家の酒蔵に戻って独り立ちの際に、自分のキャリアを置いて酒造りに入ってくれた、
真実さんにとって、若林醸造にとって大切な人。
さて今年は8年目!
今はそれを基本のコンセプトに二人で邁進中です。
最後に二人の夢をきいてみた。
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同行した妻がご馳走になったリンゴジュースから目を離さない。
『熱出した時だけ母親がりんごをすりおろしてくれたんだよね。
その時の香りがする。懐かしくて泣ける』 (注:大ママンは生きてるけどね)
今度仕入れる予定ですので、ぜひリンゴジュースも飲んでみて。
そしてちょっと泣いてちょうだい。
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商品紹介
今回の訪問でお土産にいただいた月吉野を味わいました。
開封したてはスッキリ切れのよい香りと味わいなのですが、
その後何日かに分けて飲むと、まろやかに表情を変えていきました。(びっくり!)
1本をゆっくり楽しめるお酒です。
【商品ラインナップはこちらから↓】
https://www.shimizuya.info/tsukiyosino/
☆酒米は地元上田の生産者さんとの契約栽培
ジュースは全て長野県産の果実を使用。
原料の味わいをより楽しめるよう、丁寧にひとつひとつ搾った果汁を荒ろ過し、そのまま瓶詰めしています。
さあさあ!
長らくお待たせいたしました!
大好評、明鏡止水「氷室(ひむろ)スペシャル」が
2月9日(金)より販売開始です!
「氷室スペシャル」とは?
佐久・大澤酒造の限定銘柄「明鏡止水」。その無ろ過生原酒の量り売りのこと。
大澤酒造では料理との相性、飲み続けられるお酒を求め追及した結果、
火入れのお酒に行きつきました。
ですから、定番品のラインナップはすべて火入れのお酒。
ですが無理を承知で頼み込んだところ「店主小山のためなら・・。」と、
火入れのみ定番品を特別に無ろ過生原酒として毎年2月~8月の間、
量り売りのタンクとして蔵出いただいております。
この氷室スペシャルは清水屋だけの商品!
明鏡止水の異なる一面を垣間見ることができます。
氷室スペシャルの1回目は、
「明鏡止水 純米吟醸」の長野D酵母ver。
普段の明鏡止水にはない氷室スペシャルならではのタイプ。
今年一発目にふさわしいフルーティで華やかな香味。
ご好評につき完売いたしました!
500ml 1,320円(税抜 1,200円)
通いビン 550円(税抜 500円)
売り切りビン 165円(税抜 150円)
※業務の都合上、「佐久平店の店頭販売限定」とさせていただきます。
小海本店での店頭販売、両店舗からの通販による発送注文は承りません。
※ビン代別途。
※要冷蔵の上、ビン詰めから一週間以内にお飲みきり下さい。
※売り切れの際はご容赦ください。
それでは、佐久平店にてご来店をお待ちいたしております。
2月3日、4年ぶりに開催されました新酒試飲即売会!100名を超えるお客様にご来店いただきました!種類も大幅に増え34種をご用意。オペレーション等でご迷惑をお掛けした点もあったかと思います。この場をお借りしてお詫び申し上げます。ですがそれ以上に、喜びやお褒めのお言葉も頂戴できましたので試飲会は季節ごとに開催して参ります。
さて気を取り直しまして2024新酒試飲即売会 人気ランキングトップ10の発表です!(11種類あるのはご愛嬌)
以下商品は早期完売が予想されます。気になる方はお早めにお求めください。
↓ ↓ ↓
フルーティなお酒が好きならぜひお試しを!リンゴ系の華やかな香味が、口中で弾けるように広がります。
※720ml完売しました
1800ml 3,498円
すっきり爽やか系。甘酸っぱい果実香と上品な米の旨味、甘味を楽しめる。シュワシュワでクリーミー。
※開栓注意
720ml 2,464円、1800ml 4,158円
IWC2021チャンピオンサケに輝いた商品の生酒バージョン。長野県諏訪産『山恵錦』使用。華やかな吟醸香、繊細でまとまりのある舌触り。
720ml 2,420円
自家水田栽培米を使った新酒限定品。微炭酸のチリチリ感が人気。
720ml 1,815円、1800ml 3,245円
ブランド米生産地・五郎兵衛新田にて、減農薬栽培で大切に育てた酒米を使用。米の旨みを活かした芳醇な味わい。新酒限定、微ガス感あり。
720ml 1,760円、1800ml 3,520円
冷えきった酒蔵の槽⼝からこんこんと流れる本醸造のうすにごり新酒を⽣のまま瓶詰いたしました。⽢⼝の新鮮な味わいが特⻑です。
720ml 1,485円、1800ml 2,860円
果実をぎゅっと凝縮したような香りに、金紋錦の上品なコクと柔らかな甘み。微炭酸の無ろ過生原酒。
720ml 1,760円、1800ml 3,520円
生一本シリーズの中で一番人気の季節限定品。手間のかかる槽しぼりを使用。華やかでありながら上品な味わいと絹のような舌触り。
720ml 1,980円、1800ml 3,630円
初しぼり純米大吟醸。新酒らしい爽やかな香り、ジューシーな味わいが弾けます。
720ml 1,980円、1800ml 3,575円
さわやかでフルーティな香り。ボディはしっかりめでコクのある旨口タイプですが、クリアな飲み口で杯が進みます。
※新酒2/8以降入荷予定
米の甘味を程よい酸味が引き締める。おでん、煮物、鍋物との相性が良い昔ながらのしぼりたて。
720ml 1,430円、1800ml 2,640円
以上となります。