
店主小山でございます。季節の変わり目、皆様いかがお過ごしでしょうか。
私共は毎日忙しくさせていただいております。これもひとえに、皆様のお酒に対する「愛情」だと考えております。
この度、このブログにするほど感激をいたしました、私イチオシの商品をご案内いたします。
8月に「水尾」醸造元、飯山の田中屋酒造店の「地酒ツーリズム」(詳しくはこちら)にお邪魔した際のこと。
今回、田中屋酒造店のご子息・専務の田中匠(たくみ)氏にツアーの全日程をガイドいただきました。この場をお借りしまして御礼申し上げます。
蔵見学の後、飯山の素材を生かした高レベルのおつまみと各種お酒とのペアリングを楽しんでいた最中、水尾純米大吟醸「壱八」というお酒と水尾の純大梅酒の梅漬け・クリームチーズを合わせたおつまみ。それらの組み合わせが絶品で何より壱八の旨さに私は仰天しました!
「壱八」という名称はこのお酒に用いる18号酵母が由来。18号酵母を用いたお酒は香りが華やかで、良い意味で主張が強いものも多い中、田中屋さんの壱八は香り・味わい・全体のバランスが綺麗にまとまっており、食中酒としても飲み続けられるものとして完成されていました。私は普段からもっとわかりやすく強烈な印象の18号系の純大はよく飲みますが、壱八は田中屋さんらしい仕上がり。
実は私と壱八、出会いはこれが初めてではありませんでした…。
田中屋さんのお酒といえば赤いラベルの純米吟醸は例外(14号酵母)ですが、他のお酒は全て7号酵母を用いています。いわゆるリンゴ系の香り高いお酒ではなく、バナナ系の穏やかなタイプ。私も田中屋さんといえば、穏やかな香りで食事に寄り添うようなお酒が持ち味だと考えていました。
2年程前に一度、壱八のご案内が来た際、匠君にハッキリ「買わない。」と宣言。後述しますが、このお酒の誕生の意図・背景も聞かずにです。「18号酵母なんて水尾らしくない。」という理由だけでお断りしたことをよく覚えています。匠君はその際、恐らく私を気遣って「ごもっともです。」と答えてくれました…。
今、思えば痛恨の極み。反省です。
壱八はコンテストのためのお酒ではなく、コンテストで賞をとれるくらいの力量・醸造技術は持ち合わせているといった再確認、そして蔵人さん方の醸造技術の研鑽の為というお話を匠君から伺いました。
いやあ参った。令和4BYの火入「壱八」お見事です。
720ml ¥5,280(抜¥4,800)
改めて匠君に「申し訳ない。」と謝罪。先のペアリングの場で私が頼み込み、この度リベンジで仕入れた逸品となっております。
価格を軽く上回るだけの価値はあります。この機会にぜひご賞味下さい!
ひやおろし試飲会のご案内
「ひやおろし」とは、冬に作ったお酒をひと夏熟成させて旨みやまろやかさを引き出した秋酒です。
やわらかく芳醇な味わいで酒道楽を虜にしてやまない秋の風物詩です。
長野県内では、9月9日(重陽の節句)に一斉解禁となっております。
それに合わせて、当店で取り扱いの「ひやおろし」等の秋のお酒20種類以上の試飲会を開催します。
ぜひ皆様お誘いあわせの上ご参加ください。
▼ひやおろし試飲会の詳細
日時:2024年9月29日(日)、30日(月) 11時~17時(最終受付16時半)
場所:酒舗 清水屋 佐久平店
内容:長野県内の日本酒20種類以上を試飲できます
会費:500円(予約不要、制限時間1時間)
持ち物:マイお猪口(おつまみ禁止)
※ドライバー、未成年者の参加はお断りします。
※立席形式の試飲会です。おつまみはご遠慮ください。
※混雑緩和のため、試飲時間は1時間とさせていただきます。
清水屋が本店を構える≪長野県・小海町≫から
フルーティーで爽やかな缶ビールが入荷いたしました!
その名も「7PM(セブンピーエム)」
仕事の後のリラックスタイムを楽しんでほしいという思いにちなんだ命名です。
缶の柄もポップでかわいいですね!
なんと小海町のお米を副原料として使ったライトで飲みやすいピルスナー。
冷やして一口飲めば高原の町が思い浮かぶ爽やかな一本。
微かなお米の香りが食欲をそそる!
350ml缶 税込 700円(税抜 636円)
ピルスナーをベースに小海町のりんごジュースをブレンド。
カクテルビアのような飲みやすさです。
リンゴの甘さが疲れを癒してくれるAlc.3%の優しいビール。
350ml缶 税込 700円(税抜 636円)
まだまだ暑い日が続きますね!ご自愛ください。