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【完売御礼】佐久平店店頭限定「氷室スペシャル」8/8(金)~2025.08.08

明鏡止水「氷室(ひむろ)スペシャル」が8月8日(金)より販売開始です!

Q.「氷室スペシャル」とは?
A.佐久・大澤酒造の限定銘柄「明鏡止水」の無ろ過生原酒の量り売りのこと。
通常、大澤酒造ではお料理との相性、飲み続けられるお酒を追及した結果、定番品のラインナップはすべて火入れ。
ですが、無理を承知で頼み込み、火入れのみであるはずの定番品を特別に無ろ過生原酒として毎年2月~8月の間、商品化いただいております。
この氷室スペシャルは清水屋だけの商品!

今年最後の氷室スペシャルは、「明鏡止水 純米 垂氷 無ろ過生原」
ご好評につき完売いたしました!
山田錦の程よい旨味とキレが特徴的。
純米酒の王道をゆく風格のある味わいとコスパの高さで大人気の銘柄。
酒好きの心を掴んで離さない逸品。まさに究極の食中酒。

◆明鏡止水 純米 垂氷 無ろ過生原酒【8/8(金)販売】 (佐久市・大澤酒造)[要冷蔵]
 500ml  1,155円(税抜 1,050円)
通いビン 550円(税抜 500円)
 売り切りビン 165円(税抜 150円)

※業務の都合上、「佐久平店の店頭販売限定」とさせていただきます。
 小海本店での店頭販売、両店舗からの通販による発送注文は承りません。
※ビン代別途。
※要冷蔵の上、ビン詰めから一週間以内にお飲みきり下さい。
※売り切れの際はご容赦ください。

それでは、佐久平店にてご来店をお待ちいたしております。

【新規お取り扱い】信州新町初のワイナリー ブドーヤブ2025.08.02

ご覧ください!なんて素敵なラベル!
長野県・信州新町初のワイナリーが登場です。
とりあえず一気にご案内します。

◆ブドーヤブ アカワヰン 2023(赤)

黒ブドウ5種を同日収穫し使用。
カベルネソーヴィニヨンをしっかり反映したシダのような清々しい香りや
ブルーベリー系の果実の香り。
酸とタンニンをカシスのような果実味がバランスよく包み込んでくれています。
750ml 税込2,970円

◆ブドーヤブ シロワヰン 2023(白)

ソーヴィニヨンブラン主体。
クリーンですっきりですがよく熟れた柑橘系の果物や蜜の香りを持ち、
果実味や余韻もしっかり感じます。
透き通るような酸味も見事!
750ml 税込2,750円

◆ブドーヤブ アルバリーニョ 2024(白)

ややオレンジ。リンゴの蜜のような香りがふわっと香ります。
グレープフルーツのような酸味とビターな余韻が効いた食事が進む一本。
750ml 税込2,750円

◆ブドーヤブ アルバリーニョ オレンジ 2024(オレンジ)

オレンジワイン特有の革のような野性的な香りがありつつ
フローラル感やみかんのような和のテイストも香ります。
気軽でキュートですがちょっとしたクセや渋みがウエイトを持たせてくれるため
しっかりしたお食事とも合いそうです。
750ml 税込2,970円

共通して全て嫌味のないクリーンな果実味がギュッと濃縮されているのが素晴らしいです!
本当にしっかり熟して良いタイミングで収穫してもらったんだろうなこのぶどう達は…
なんと言っても「信州新町のワイン」ですから、
赤は特にジンギスカンのスパイシーな味わいと合わせてほしいです。

さて、園主の松本さんご夫妻ですが、
新婚旅行でワインに惚れ、2016年なんとお二人でニュージーランドへワーホリに行き
まさかの現地の大学で栽培と醸造を勉強し
2020年、奥様の故郷「信州新町」で葡萄栽培を開始しました。
そして2024年ワイナリーが完成し自家醸造が始まっています。
なんたる行動力…
わたしのようなものでは一生かかっても成し遂げられなそうな密度の数年間です。
本当に尊敬します。

この日本語縦書きのかわいいラベルには
「日本のワインであること、信州新町のワインであること」への強い思いがしっかりと乗っています。
「今はいろんな人に飲んでみてほしい」ということで非常にお手頃。
どういう人に、どんなふうに届けてほしいか。
この部分を叶えるのが我々の大事なミッションです。
皆さんが認知するまで宣伝しまくります。
お願い、ちょっと一回飲んでみて…

【新規お取り扱い】一口でファンに!「の音wines」の魅力に迫る2025.07.31

7月9日水曜日の暑い暑い午後、私たち清水屋プチ探検隊は
千曲市のワイナリー
『の音(おと)wines』さんを訪れようとしていました。
ワイナリー訪問あるあるなのですが、カーナビ終了後からが問題なのです。葡萄畑はあるものの入口がわからないのよ。
今回のチームは選りすぐりの方向音痴チーム。
車から降りて3手に別れて捜索。
ありましたありました!
白い蔵?の裏手の大きな古民家のところでした。

古民家をリノベーションして天井の高い広やかなshop&cafeスペース。
そして正面にはびっくりするほどのロケーションが広がっておりました。
民家や畑の脇の細い道をトコトコ上がって来ましたので
裏手にこんな高い所から下の葡萄畑や景色を見渡せる景色があるとは思わなかったのです。
その古民家の隣がワイン醸造所でした。
葡萄畑の手入れにお大忙しの依田研一さんが駆け付けて下さり、お話を伺うことができました。

◎まずはシャトー名の由来です。『の音』って?
『千曲市』からの発想のようです。ワイン造りを曲作りと捉える事。すなわち千の曲。
自分がワインを造る事でいろいろな音が鳴りはじめる。
葡萄を植えたり収穫する時の音や、その時々の風の音や山の音、鳥の声。
いろいろな音が重なり合ってその年のワインが1曲できあがる。
毎年毎年積み重ね、この千曲の地で1000年先までワインを造り続けられますように、との祈りを込めて…。
「~の音」の積み重ね。そんな思いが詰まったシャトー名なのでした。

そんな人柄の依田さんを慕っていろいろな人が集まってきます。
大切なひとや仲間を自分のワインで癒してあげたい。そこから生まれたひとつのワインがこちら↓

◆ReSTAURANT white 2024

甲州・シャルドネ・プティマンサン(醸し)
わたしは開けて二日目のものを飲みました。
栓を開けた途端ドバっとブーケがあふれ出してきたかのように香ります。
シルバーピンクのかわいい色合い。プティマンサンを最後に投入した果皮の色合いでしょうか…
ライチや青りんごの果実香の中にミルキーでスパイシーなニュアンスも感じます。
レモン、オレンジ、桃などの果実味がかわるがわる攻めてきて驚きました!
余韻はしつこく残らずレモンのビターな雰囲気。
何者なのか捉えたくて飽きずに飲み進めてしまいます…
飲むとお腹が減る、「わあ~いいもの見ちゃったな~」みたいな気分にさせられる…一瞬でファンになっちゃいました。
チーズたっぷりピザといただきましたが、もしかしたら焼いた香ばしさよりも、カルパッチョやオリーブオイルなどの生の食材の苦味の方がワインと合わせやすいかなと思います。
亜硫酸無しの方が果実の迫力があり、亜硫酸ありのほうがやや柔らかく抑えめに感じました。
※デリケートな商品の為14~18度くらいでの管理をお願いいたします。
亜硫酸ありロット・なしロット両方ご用意がございます。亜硫酸なしの方から先に販売していきますが、ご希望あればお申し付けください。
750ml 税込 3,300円(3,000円+税)

◎ReSTAURANT(レストラン)の由来
イタリアではレストランのことをリストランテと呼ぶそうです。
これは“リストラ”からきていて、
所謂今の日本のネガティブな意味ではなく、“再構築”とか“活性化”という意味になるそうです。
フランスでも体を癒す料理のことを“レストレ”と言い“回復”という意味がありそれがレストランの語源との事。
とにかく心や体を回復させ、明日からまた頑張ろうと思える場所がレストラン。
そんな願いが込められたワインなのです。

依田さんはこれから先の葡萄についてこうおしゃっておりました。
「誰もが知る葡萄だけではなく、この千曲の地ならではの葡萄で自分の表現…ワインを表現したい」
赤ワイン用では修行中お世話になったワイナリーでの美味しさに衝撃を受けた“マスカットベリーA”という品種にも注目中!
白ワイン用では暑くても酸味が残る“プティマンサン”に期待を寄せています。

自分で育てた葡萄で自分の音のワインを醸す。前進前進また前進。

日焼けした精悍な容姿にワクワクしちゃった清水屋探検隊なのでした。