信州地酒をこよなく愛する街の酒屋と酒蔵「信州醸熱タンク物語」2023.10.05

信州醸熱タンク物語
~信州を、地酒を、人を、こよなく愛する街の酒屋と酒蔵のブランドストーリー~

信州の酒蔵が丁寧に醸した作品を、最高のコンディションでお客様の口に届ける。
最高のコンディションとは、酒の質は勿論のこと、その流通管理にも細心の注意を払うということ。

地酒達は、「今が飲み頃!」と我々酒販店に訴えかけてくる。
その「声」を聞き取り、タイミングを見極めるのも我々の仕事。
そんな地酒を、予約いただいた方だけに毎月定額(サブスク)で届けている企画がある。

『信州地酒頒布会(はんぷかい)』

だ。

当初は個店の企画だったが、2010年、志を共にする店との共同企画になった。
そこから頒布会の内容も少し変わる。
予約した方のためだけの地酒に『スペシャル』というVIP感を加え、進化を続けている。
スペシャルとは、企画に賛同いただいた蔵元にひと手間かけて戴くことで、頒布会用に
完全差別化をお願いし、その内容は手元に届くまで秘密という、なんとも「くすぐる企画」。
それが『信州秘密の酒 頒布会』だ。
更にここに志を共にする店が加わり、客観的には「競合店」と思われる同業者同志が、
共通の利益(信州地酒の啓発・普及)追求のため新たに動き出した。

その三店とは、地酒屋宮島(上田市)・酒乃生坂屋(千曲市)・酒舗清水屋(小海町・佐久市)<順不同>。 
※チーム名=熱く醸すから「醸熱(ジョウネツ、カモネツ)」と銘々w
「商品というモノを売ることと同時に、そこにまとわりつくストーリー(コト)を
売る作業をしながら伝え続ける。もっと言えば、こういった仕掛けを繰り返しながら
信州の酒蔵と、共に成長していくことがビジョンのひとつでもある。」 
ちょっとカッコよかったか。。。

作品の評価が高く、毎年お願いをしている蔵元もある。
そんな中、我々三店で頒布会とは違う企画が生まれた。
頒布会が認知されてきたからこそ始められる、更なる上を行く企画。
「頒布会」でのファン投票総合第一位の酒蔵に、(勿論了承は得ますが)
新たなステージを与えるというもの。

そんな三店の共通のビジョンが導き出した新たな企画とは?

信州地酒頒布会の投票で1位になった蔵元の造ってみたい酒をベースに、
造る側と売る側と徹底的に熱く議論を重ね、
それをタンク一本を熱く仕込んでもらう、というものだ。
我々はそのタンク一本ごと買い取る。
少し大きな企業であれば、た易いことかも知れない。
オリジナル商品としての「モノ」が売れることになるが、そこに蔵元と共に歩む熱いストーリーはない。

我々は徹底的にストーリーブランディング「コト」を共有することに情熱と時間を注ぐ。
そのタンクの「飲み頃」を想定し、時期に応じて幾つかの作品を世に送り出し、
お客様に、ひたすらトキメイテもらい、よろこんで熱くなっていただく。
そのタンクを醸してくれる酒蔵が益々注目されるよう共に成長を目指す。
「攻めの信州地酒!」  それが、「信州醸熱タンクシリーズ」だ。

10/6(金)、醸熱タンクが発売します。
詳細は当日朝ブログにて発表いたします。

熱く醸(カモ)す。それが、醸熱(ジョウネツ)。
その酒を、タンク丸ごと情熱で伝える。
ならば、熱く喰らおう!その酒を。
合言葉は「冷やでもヤケドするぜ!」