
日頃長野ワインを愛している皆様は
すでにこのラベルや名前を見聞きしたことがあるかもしれません。
わたしも長い間気になっていたのですが
ご縁をいただきとうとうお取り扱いさせていただくことが叶いました。
商品が届きましたらまた改めてご紹介します!
浮世絵を想わせる和テイストで印象的な猫のエチケットには
情報は一切入っていません。
その作戦にわたしもまんまと引っかかってしまった1人です。
思わず手に取ると裏ラベルにはびっしりとコメントや品種情報が。
売り手としては本当に助かるんですこれが…
エチケットも猫、畑名も猫、レストランも猫。
猫だらけなのはワイナリーメンバーみんな猫ちゃんが好きだかららしいです🐈
飲食店でシニアソムリエとして働いていた成澤さんが
2009年に義理の弟さんと長野市でイタリアンレストランを開業し
「どうせやるならもっと深くワインを理解したい」
「自分たちの料理に合うワインを造りたい」
という思いから
2011年に地元 坂城町 でブドウ栽培を開始し、2018年醸造所を設立。
同年に併設するレストラン Vino della Gatta SAKAKI(ヴィーノデッラガッタサカキ)をオープン。
それぞれのワイン全てが
“自社レストランの料理とどのように合わせ、
どのようなシチュエーションで飲まれるか” を想定し、
スタッフみんなでワインをどのような味にしていくか設計しているのだそうです。
我々もレストランでワインとお食事いただきました。
ほんとに最高。
「坂城葡萄酒醸造が坂城町を訪れる理由そのものになりたい」まさにそれ!
食材も坂城町のものを使用し、パンも自家製、パスタは手打ち。
みんなで感動しながらいただきました。
ブドウ畑はなんと坂城町中に10箇所。
信州では珍しく標高400m台のところもあります。
大変だろうな…
ここまで標高差があると品種が同じでも、収穫時期が全く違うんですよね。
でもだからこそ、それぞれの個性が出て面白いんですよね!
畑が色んなとこにあるから病害、霜などのリスクヘッジにもなります。
そして坂城町は石ゴロゴロの砂礫土壌。
水捌けがかなり良く、前日雪でしたがもう地面はカラカラ。
優しくも風味の強いワインが完成するのも大納得です。
成澤さんは長野県のワイン文化、酒文化全体を考えて行動してくれる
とても頼れる方です。
そしてNAGANO WINE応援団運営委員会の代表です。
「続いてこそ文化」わたしもとてもそこに共感しています。
さて、「お料理ありき」「料理と合わせることで良さが引き立つワイン」です。
ぜひ飲食店様、ホテル様も長野ワインのお取り扱いをご検討ください。
グラスで手軽に提供できる方法はいくらでもあります。
文化として続いていくため今はタネを撒く時期だと思っています。
一緒に長野ワインの飲み手を増やしましょう!
あーまた長くなっちゃった…最後まで読んでくれた方ありがとう…
坂城町って北信なんですね。東信かと思ってた。
商品もまた細かく紹介しますね!