新規お取り扱い蔵ご紹介【黒松仙醸】2022.12.27

この度、新たなお取引先として伊那市高遠(たかとう)の「仙醸」の商品を扱わさせていただくこととなりました。
「黒松仙醸(くろまつせんじょう)」が代表銘柄で、どぶろくなども人気。
最近ではクラウドファンディングでの商品の製造なども。
当店の頒布会にご参加いただいてるお客様にはもうお馴染みの酒蔵かもしれません。

慶応2年(1866年)創業。
高遠城の桜や、高遠そばで著名な南信州伊那市高遠の地で酒造りを行います。
何度か社名の変遷があり、現在の仙醸の名は南アルプスの仙丈ケ岳から。
理念は「今あるものを生かし切る」。

代表は黒河内(くろこうち)貴さん。
私の第一印象はとにかく真面目。
ですがチャレンジ精神旺盛で、クラファンでの1~6号酵母を使用したお酒やウィスキーなど様々なお酒に挑戦しています。

仙醸は3000mを超える南・中央アルプスに挟まれた伊那谷に位置。
そこを流れる天竜川との標高差2500mという世界でも屈指の高低差により酒造りに適した雪解け水。
仙醸では南アルプスの伏流水(軟水)を地下60mからくみ上げて使用。フェーン現象で冬は寒く乾燥するため、軽快な麹になりお酒も軽快な味わいに。
特に夏の昼夜の気温差が大きく、大粒で良質な酒米がとれます。夏の雨が少なく害虫の発生も少ないため、農薬の使用量も少量。
酒米には全量契約栽培米の県産米を使用。精米機2台による県内では数少ない自社精米を行います。

当店でまず扱うお酒は「黒松仙醸 こんな夜に」という商品。
自然への感謝、自然を今後も大切にしたいという決意。その中で生きる動物たちへの愛着を込め、信州に生息する月を見上げる動物たちがテーマ。
詳しくはとってもかわいらしいこちらのHPをご覧ください。
こんな夜に・・・

◆黒松仙醸 こんな夜に 雷鳥 直汲み生原酒 [要冷蔵]

長野県鳥のライチョウ。仙醸のシンボルキャラクターでもあります。
2万年前の氷河期から高山帯に生息し、絶滅が危惧される雷鳥とその生態系を保護することは、仙醸の経営理念の一つ。
メロンのようなフルーティーさ、きれいな旨みを雷光のように切り貫く!?フレッシュかつドライな中にもお米の味わいを楽しめるキレのいい純米酒です。
720ml 税込 1,430円
1800ml 税込 2,530円