

2月4日に「真澄」で有名は宮坂醸造さんへ蔵見学させていただきました。
まずは、日本で一番標高が高い蔵と言われている、長野県諏訪郡富士見町にある、真澄富士見蔵を訪れました。
酒造りの最初から最後まで、全ての工程を実際に見学することができ、日本酒がどれほど丁寧に、そして工夫を重ねて造られているのかを知る貴重な機会となりました。
印象的だったのは、蒸しあがったばかりの酒米を試食させていただきました。普段食べている炊いたご飯とは違い、芯があり少し固めでありながら、米の旨みを感じられてとてもおいしかったです。


麴菌は、人の手で振りかけるのではなく、機械によって蒸米全体に満遍なく散布されていました。蒸米を運ぶ行業も機械化されており、重労働を減らすことで女性でも働きやすい環境が整えられていました。伝統産業でありながら、現代的な設備を積極的に取り入れていることに感心しました。

また醪(もろみ)に入った酒母を醪棒で持ち上げる体験もさせていただきました。
仕込みから日が浅い醪はずっしりと重く、日数が経ったものは発酵が進んで軽く感じられ、発酵の進み具合を体感できました。

使用している酒米のほとんどが長野県産とのこと。
さらに宮坂醸造ゆかりの「協会7号酵母」は寒さに強い特徴を持っているそうです。この寒い時期の仕込み中のタンクの温度は、自然の気温を生かしているそうで、標高が高い地域ならではの造りだと感じました。
富士蔵見学の後は、長野県諏訪市にある、宮坂醸造諏訪蔵へ移動し、蔵の歴史について説明を受けました。
今では全国的に有名な宮坂醸造さんですが苦悩があり、長い年月の中で受け継がれてきた酒造りへの思いを知り、より一層お酒の理解が深まりました。
最後に宮坂醸造さんのお酒を試飲させていただき、それぞれの香りや味わいの違いを楽しむことができました。


蔵見学以外にも諏訪大社や「君の名」で有名な立石公園にも連れて行っていただき、諏訪市の文化に触れたり、観光したり、様々な体験ができました。
今回の見学を通して、日本酒は単なる酒ではなく、多くの人の技術と工夫、そして情熱が詰まった文化であると実感しました。
